わかりにくい?ハイエースのボディタイプを解説
見た目ではわかりにくいハイエースのサイズの違い。バンとワゴンって同じじゃないの?グレードで何が違うの?などカタログを見れば見るほどよくわからなくなるくらいバリエーションが豊富です。ここでは、ハイエース初心者でもわかるよう、ボディタイプについて解説します。
まず、ハイエースには車体の長さ(全長)を表す「ロング」と「スーパーロング」、車体の幅(全幅)を表す「標準ボディ」と「ワイドボディ」、車体の高さ(全高)を表す「標準ルーフ」と「ミドルルーフ」「ハイルーフ」と表現が分かれており、その掛け合わせでできているとお考えください!
ハイエースバンのサイズの特徴は?

一番種類が多く、複雑に見えるのがハイエースの中でもバンタイプ。ハイエースバンのサイズは大きく4種類に分かれます。
①ロングバン・標準ボディ・標準ルーフ
②ロングバン・ワイドボディ・ミドルルーフ
③ロングバン・標準ボディ・ハイルーフ
④スーパーロングバン・ワイドボディ・ハイルーフ
こうしてみると、たった4種類。ハイエースバンのサイズが複雑に見えるのは、さらにドア数や定員、フロアの形状を細かくアレンジできるためですね。定員数は2人乗りから最大で9人乗りまで用意されています。
ロングバン・標準ボディ・標準ルーフ |
ロングバン・ワイドボディ・ミドルルーフ |
ロングバン・標準ボディ・ハイルーフ |
スーパーロング・ワイドボディ・ハイルーフ |
|
全幅 |
1,695mm |
1,880mm |
1,695mm |
1,880mm |
全長 |
4,695mm |
4,840mm |
4,695mm |
5,380mm |
全高 |
1,980mm |
2,105mm |
2,240mm |
2,285mm |
ちなみに、トヨタの最新モデルのアルファード・Xグレードのサイズは
・全幅:1,850mm
・全長:4,495mm
・全高:1,935mm
ハイエースワゴンのサイズの特徴は?

ハイエースワゴンのグレードはグランドキャビン、GL、DXと3種類。ボディの幅は全てワイドで、サイズは2種類です。定員は10人で、グレードごとで座席の位置が異なっています。DXは送迎車のような座席の配列になっており、GLはドア前が大きく空いていて、荷物も積みやすく広々とした印象です。さらに、グランドキャビンはハイルーフ且つ全長が長い分、最後部に荷物が入るように十分なスペースが確保されています。
ロング・ワイドボディ・ミドルルーフ(GL・DX) |
スーパーロング・ワイド・ハイルーフ(グランドキャビン) |
|
全幅 |
1,880mm |
1,880mm |
全長 |
4,840mm |
5,380mm |
全高 |
2,105mm |
2,285mm |
ハイエースコミューターのサイズの特徴は?

これは1種類しかありません!グランドキャビンとサイズが同じですが、定員14人なので、普通免許ではなく、中型免許が必要です。幼稚園の送迎バスや、車椅子を乗り入れるような車両としても使われることも多いです。
スーパーロング・ワイドボディ・ミドルルーフ(GL・DX) |
|
全幅 |
1,880mm |
全長 |
5,380mm |
全高 |
2,285mm |
気になるハイエースバン荷室のサイズを解説
外装のサイズはわかっていただいたかと思いますが、特にハイエースバンは荷物を運ぶお仕事で利用する方が多いため、荷室の大きさが気になる!という方も少なくないでしょう。ボディ幅が広ければ、荷室幅は広くなり、ルーフの高さが高ければ、荷室高も大きくなります。荷室長は、ロングとスーパーロングの2種類で、スーパーロングの方が約50センチほど長くなります。
ちなみにワゴンタイプは大人数での乗車を目的としている車のため、バンにあるような荷室はグランドキャビンにしかありません。
ロングバン・標準ボディ・標準ルーフ(※スーパーGL) |
ロングバン・ワイドボディ・ミドルルーフ |
ロングバン・標準ボディ・ハイルーフ |
スーパーロング・ワイドボディ・ハイルーフ |
|
荷室長 |
3,000mm |
3,000mm |
3,000mm |
3,540mm |
荷室高 |
1,320mm |
1,390mm |
1,590mm |
1,635mm |
荷室幅 |
1,520mm |
1,705mm |
1,545mm |
1,730mm |
DXでもフロア低く抑えた標準フロアの場合は上記の荷室高になりますが、タイヤハウスの張り出しをフラットにしたジャストローのサイズでは荷室高は1,170mmとなります。用途に合わせて検討することをお勧めします。
最新版!ハイエースの機能
パワフルで低燃費!快適な走行性能
6速オートマチックを全車に搭載し、パワフルかつ、低燃費を実現。電子制御式のオートなチック車は、上り坂でも下り坂でもスムーズなシフトチェンジが可能です。ディーゼル車は排気量が気になるところですが、排ガス浄化装置(DPR)などにより、環境に優しく、エコカー減税対象車となっています。
シートアレンジが多彩で、ゆったりとした室内空間!
運転席は全てのタイプのハイエースでリクライニングが可能。助手席は、バンタイプの全ての車種、ワゴンDX、コミューターDXもフルリクライニングができます。仕事の合間やキャンプやアウトドアシーンでは大変便利です。また、2/5人乗り、3/6人乗りでは、リアシートが後ろに倒れるだけではなく、荷室前方に折り畳むこともでき、荷室スペースを広く確保することができます。
大切な車だから、スマートにエントリー&盗難防止
スマートキーを採用しているので、キーを携帯して入ればスイッチを押すだけで解錠・施錠が可能です。また、盗難防止システム(イモビライザーシステム)を搭載しており、システムのオン/オフをするオートアラームも備わっています。
買取に有利なサイズはあるの?
車を所有する時に気になるのが、買取時にできるだけ高値がついてほしいと願うのが普通ですよね。サイズによって査定にどのような影響があるのか調べてみました。
長年愛される定番車だけあって、日本でも海外でも大人気のハイエース。アフリカのような道の整備が進んでいない地域でも、人も荷物もたくさん載せてぐんぐん走るため、さまざまな用途で利用されています。オンライン中古車買取サイト「速攻高値 鑑定王」を運営する当社は、同時に海外向けの中古車販売サイト「Carused.jp」を運営しており、毎月約1,000台を輸出しています。そんな当社の買取スタッフに、サイズと買取額に何か関係があるのか聞いたところ・・・。
結論から言って、「世界中どこでも人気があるので、どんなハイエースでも高値で買取ます!」とのこと。サイズというよりもグレードや走行距離の方が買取の際には重要になるのでサイズはそこまで気にする必要はありません。ただし、ハイエースのフロアの形状には「ジャストロー」というタイヤハウスの張り出しがない、標準フロアよりも床が高く設定された仕様も用意されており、海外ではこのジャストロータイプ(高床、ハイデック)が人気です。故障しにくく、でこぼこ道でも振動が伝わりにくいというのがその理由。標準ボディのハイエースバンにのみ対応した仕様です。
ハイエースを売るなら「速攻高値 鑑定王」
持っているハイエースを1円でも高く買取してもらうなら「速攻高値 鑑定王」がおすすめ。なぜなら、この会社は自社で<Carused.jp>という海外向け中古車販売サイトを運営しており、特にハイエースを売るのが得意な中古車買取業者だからです。仕入れ〜販売〜輸送全て自社で賄っているため、途中マージンを取られることもなく販売が出来るため、高く買取をしても十分利益が出るようになっています。
速攻高値 鑑定王 買取相場ランキング グレード別
グレード |
買取価格 |
DX GL パッケージ |
26万円 〜 343万円 |
スーパーGL ダークプライム2 |
92万円 〜 336万円 |
スーパーGL ダークプライム |
60万円 〜 333万円 |
スーパーGL |
23万円 〜 313万円 |
DX |
23万円 〜 303万円 |
スーパーGL プライムセレクション |
52万円 〜 256万円 |
DX B パッケージ |
25万円 〜 128万円 |
CD |
70万円 〜 82万円 |
スーパーGL E |
42万円 〜 75万円 |
GL |
28万円 〜 69万円 |
中でも販売の主軸をおくアフリカではハイエースは大人気!公共バスとして、乗合のタクシーとして幅広く使われています。リアルタイムに相場を理解している会社だからこそ適正な価格で買取してくれるので、満足のいく買取価格がつくのでおすすめです。
以上、ハイエースのサイズについて解説いたしました!バン、ワゴン、コミューターのタイプごとに説明しましたので、ぜひ参考にしてみてください。特に気になる荷室のサイズは、ご自身の用途に合わせて検討する材料になれば幸いです。