ハイエースの中古車の国内需要

まずは、ハイエースの中古車の国内需要から解説していきましょう。 中古ハイエースの国内需要は、主に仕事用ではなく個人用として家族で利用したり、自分の趣味用に利用したりされるケースも多いです。
投稿日:2022.03.01
ハイエースは個人用としてもよく見かけますが、多くは仕事用に使われている車種です。日本で数多くの名車がある中でも、ハイエースは国内だけでなく海外からも人気の名車とされています。
そのため、中古でも国内外からの需要が高い車です。 人気のハイエースですが、中古車の需要はどのくらいあるのでしょうか?
今回は、ハイエースの中古車の国内需要・国外需要について、さらに過去10年のハイエース輸出台数、ハイエース中古車を高く買取する業者も併せてご紹介します。
まずは、ハイエースの中古車の国内需要から解説していきましょう。 中古ハイエースの国内需要は、主に仕事用ではなく個人用として家族で利用したり、自分の趣味用に利用したりされるケースも多いです。
国内向けの買取価格は、ハイエースの年式や状態、走行距離、国内需要などに合わせて査定されてることが特徴です。
もちろん状態にもよりますが、例えば2005年式200系1型のハイエースバンのDX ロング GLパッケージであれば、42万円前後(走行距離15万キロを想定)が買取価格が相場となります。
また同じモデルであっても2型にマイナーチェンジ後の2007年式であれば、約50万円前後と年式によって若干の差が開きます。さらに実際のハイエースの状態(走行距離を含む)によっても買取価格は変動してきます。
もともと商用車として使用されるケースが多い車種なので、多少のキズは影響しにくいですが、自損などによって破損した箇所があれば、その分減額対象となります。
ほかにもオプションが付いているかどうかや改造されていないかといった査定のポイントもあります。国内向けの買取価格は、車の年式と走行距離、車の状態などによって相場から大きく変動してしまう可能性が高いことが特徴です。
加えてハイエースはグレードによって買取価格も大きく変わってしまうので、もし査定を依頼する場合は事前に確認しておくと安心です。
ハイエースのモデルやグレードによって、国内でも人気があるかどうかは異なります。 ハイエースの現行モデルは200系で、さらに主力となる商用車向けのハイエースバン、乗用車向けのハイエースワゴン、人員輸送用の事業者向けにハイエースコミューターの3タイプに分けられます。
いずれも国内向けで人気がありますが、年式としては200系の4型が登場した2013年以降のスーパーGLは特に人気です。
また、ハイエースバンは物を多く載せられるよう合理的に製作されていることから、ハイエースバンの中古車をキャンピングカーなどに改造している人も多くみられます。
改造しなくてもアウトドアに向いていることから、近年のアウトドア人気に付随して中古ハイエースの人気も高まっているのです。 現行の200系は2004年から販売されているモデルとなっていますが、現在までに6回のマイナーチェンジを行っています。
そのため、現行モデルであっても年式によって買取価格が増減しやすい面もあります。 ただし、国内向けの場合では走行距離次第では買取価格が落ちやすくなるため注意しましょう。
国内向けの買取価格の問題点としては、主に3つあげられます。
1つは、国内向けの買取価格よりも海外向けの買取価格の方が高くなりがちであることです。
ハイエースは日本国内でも需要は高いものの、海外需要や人気の方がはるかに高くなっています。そのため、国内市場をメインに買取をしている業者に依頼をすると、海外向けの市場に精通している業者に依頼した場合と比べて大幅に低い査定金額を提示される可能性があります。
2つ目は、国内向けでは走行距離によって買値が付かないことがあるということです。国内向けの買取価格では、一般的な車両ですと10万kmを超える走行距離の車はほぼ買値が付かないケースが多いです。
ハイエースは耐久性が高く商用車として使っていればそれだけ長い距離を走ることもあるので、20万kmを超えることも珍しくありません。スーパーGLであれば、25万キロ前後までは国内市場でも販売されていますが、30万キロを超えるものになると、国内での再販は厳しいものがあります。国内向けに売りたい場合には、走行距離に気を付けておく必要があります。
3つ目は、ディーラーでの下取り提示が低いことです。現在乗っているハイエースを下取りに出して新車へ乗り換えようと考えている場合、下取りはより簡単に売れるかもしれませんが買取に比べて価格が安い、もしくは価格提示ができないといわれるケースもあり、車両の価値に対して適切な価格がされないというデメリットがあります。
普通車であれば数万円ほどの差にしかなりませんが、ハイエースの場合は数十万円の差が出る可能性も十分にあります。実際当社が、数十万円で買取をさせて頂いた車両をディーラーの下取りに聞いた際はゼロ査定だったとお客様より伺ったことが度々あります。どこに売るかによって価格に大きく差が生まれてしまうので気を付けてください。
ハイエースは国内でも人気がある車種ではありますが、国内以上に海外人気の高い車種でもあります。ハイエースの海外人気が高すぎることから、以前日本国内で新車のハイエースを購入して、それを海外に転売することで利益を得ていた人がいるほどです。
あまりにもこのようなブローカーが増えてしまったことで、新車についてはトヨタ側がハイエースの海外転売を禁止にしています。 海外のどの国でもハイエース人気は高いですが、特に発展途上国でのハイエース人気は突出しています。
たとえ30万kmを超える走行距離で国内では査定価格が付かなかったとしても、海外ではが付くのです。
ハイエースは国内よりも海外需要が高いことから、海外向けの販路を持つ買取業者に査定・買取をしてもらうことで想像していた以上に高い価格で売れるでしょう。
なぜここまで海外でハイエースが人気となっているのでしょうか?ここからは、海外でハイエース人気が高い理由から海外向けの販路について、さらに海外向けに向いている車両などを併せて解説していきます。
ハイエースは国内よりも海外からの人気が高く、30万km以上の走行距離であっても買値が付きます。人気の理由としては、車両としての耐久性の高さ、部品の豊富さ、トヨタ製であることがあげられます。
日本製の車は一般的にどの車でも海外では人気が高いですがその中でもトヨタ車の人気は新車の世界での販売台数のニュースの通り、世界中の様々な国で数多くの車両が販売されています。特にハイエースは長年、トヨタブランドの象徴的な車両として、「メイドインジャパン」の持つ安心感を作り上げてきた歴史があり、当社のように海外向けに中古車を販売していますと、ハイエースが欲しいという海外のお客様の声は皆さまがご想像されている以上に多数の方より頂いております。 舗装されていない道、または舗装されていても状態の悪い道の多い発展途上国では、ハイエースの耐久性の高さ、頑丈で壊れにくいことはその人気に多いにつながっています。
ハイエースはもともと人や荷物の輸送を目的に作られていることから、普通車に比べて一度で多くの人や荷物を輸送できることも人気の理由です。 このブランド力・耐久性・安全性・輸送性などを兼ね備えていることが、海外でも高い人気を誇っている理由です。
買取業者の中には、国内向けに買取をする買取専門店などと海外向けの販路を持つ業者がいます。
業者によって査定額は変動しますが、国内にしか販路がない業者に比べてより需要のある海外向けの販路のある業者の方がハイエースの高価買取が見込めます。
買取業者が海外向けの販路を持っているかを見分ける方法としては、走行距離に対しての反応の確認することができます。電話もしくはお問合せフォームなどから、同じ年式の15万キロと35万キロのハイエースの概算見積もりを取るとよくわかると思います。海外向けの販路があれば、35万キロでも価格提示があると思いますが、年式によっては国内のみの業者ですと、提示がかなり抑えめになることが想定されます。
また、マニュアル5速のハイエースの買取金額についても、買取価格に差が付きやすい車両です。国内だけの販路であれば、マニュアルの場合、買値が低くなることが多いです。
しかし海外であればマニュアルのハイエースは海外では人気ですので、高価買取が可能です。
海外に高い人気を誇るハイエースですが、海外向けに向いている車両とそうでない車両があります。 まずは、海外向けに向いている車両についてあげていきましょう。
■トランスミッションがマニュアルであること
■初度登録から年式は15年以上経過している車両
■年式は新しいが(例えば初度登録から3年など)、走行距離が15万kmを超えるもの
■事故歴、修復歴、大きなへこみ、傷、割れなどがあるもの
■10人乗り以上のハイエースワゴン、もしくはハイエースコミューター ハイエースバンDX(ベースグレード)
これらであれば、海外向けの車両ですので、海外向けの業者のほうが高価買取の期待ができます。 一方で、海外向けでないものとしては以下の特徴があげられます。
■年式が5年以内で走行距離15万km以下
■修復歴のないスーパーGL
■グリルを変えたり大幅にカスタムしている車両
■ハイエースワゴンもしくはコミューターの座席を取ったキャンピング仕様
■状態の良いハイエースワゴンで8人乗り以下
ご愛車のタイプ別に業者を使い分けることが高値買取のポイントになりますので、ぜひ上記を参考に国内向けか海外向けかをご確認ください。
速攻高値鑑定王は、ハイエースを全般的に高価買取を実施しています。 その中でもハイエースの多走行(25万キロ以上)は通常、日本国内の場合そこまで需要は高くなく、買取価格も低い傾向にあります。
しかし、海外では多走行車は、それだけ走っても壊れなかった車両として、需要は高い傾向です。
そのため速攻高値鑑定王ではハイエースの多走行車でも高値がつきやすくなっていますので、ぜひお問合せください。
速攻高値鑑定王は、ハイエース輸出実績が5,000台以上と国内でも最大級の海外向けの販路を持つの買取業者です。
ハイエースに関して100ヶ国以上の国々への輸出実績を持っていることから、ほかの買取業者に比べて高い買取価格を提示することもできます。
また、速攻高値鑑定王はハイエースに関して海外向けのウェブマーケティングを実施しており、海外から検索をしても自社サイトが上位表示されるため多くの方に閲覧いただけています。
たとえば「hiace for sale japan」と海外で検索をすると、「Carused.jp」という弊社運営のサイトが上位表示されます。 このように、ブログやサイトなどで用いられているウェブマーケティングを実施することで販路を確保し、買取実績につなげているのです。
速攻高値鑑定王では、これまでに数多くのハイエースを、
買取させて頂きました。最後にその一部を紹介させて頂きます。
詳しい査定価格については、お車の写真と車検証をご用意頂き、
お問合せ頂ければ査定価格をご提示させて頂きますので、
お気軽にお問い合わせください。
■2002年型(ガソリン2WD,AT) 走行距離:18.6万km
状態:前方から事故歴あり、シートの破れ、パネルのダメージ有
⇒『買取価格:45万円』
■2006年型(ディーゼル2WD, AT) 走行距離:21.1万km
状態:後方から事故歴あり、フロントガラス,その他パネルを交換要
⇒『買取価格:35.5万円』
■2001年型(ガソリン2WD,AT) 走行距離:39.1万km
状態:前後から事故歴あり、複数パネルに大きな凹み
⇒『買取価格52万円』
■2000年型(ガソリン2WD,AT) 走行距離:40万km
状態:大きいへこみ傷多数、トリム破れ大、テールレンズ割れ
⇒『買取価格:42.3万円!』
■1997年型(ディーゼル2WD.5F) 走行距離:49.4万km
状態:ルーフ全面へこみ傷、その他4か所大きい傷へこみ、サビ
⇒ 『買取価格:30.4万円!』
■2000年型(ガソリン2WD, AT) 走行距離:46.4万km
状態:シート破れ大、ライトカバー割れ、5か所に大きいへこみ傷
⇒ 『買取価格46.7万円!』
■1998年型(ガソリン2WD,AT) 走行距離:53.3万km
状態:ルーフサビ多数、事故歴あり、へこみ傷多数
⇒『買取価格:48.1万円!』
■1997年型(ディーゼル2WD.5F) 走行距離:58.3万km
状態:リアから事故歴、ライト割れ、大きなへこみ傷4か所
⇒ 『買取価格:30.4万円!』
■2002年型(ガソリン2WD, AT) 走行距離:61.6万km
状態:ルーフにへこみ多数、フロントから修復歴
⇒ 『買取価格30.6万円!』
①国内向けの買取価格は車の状態によって金額に差が出やすい
②グレードによって好みはあるものの、国内で人気が高いモデルは200系
③国内向けの買取市場は、過走行や下取りといったケースだと高値がつきにくい
④ハイエースは海外でも需要が高いので、国内市場が厳しくても高額査定の可能性がある
⑤納得のいく査定をしたい方は海外に販路を持つ業者への査定依頼がおすすめ
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