マニュアルとオートマの違いとは?

まずはマニュアルとオートマの違いやメリットを簡単に説明していきたいと思います。
大きな違いはマニュアル車がギアチェンジを自分で操作し、オートマ車はある程度自動でギアチェンジを操作してくれます。
マニュアル車のメリットとしては、オートマ車と比べて構造が複雑ではないので中古車であっても故障のリスクが少ないです。
また、アクセルを戻したときにのレスポンスが早いので、エンジンブレーキが効きやすいというメリットもあります。
多くのマニュアルを運転される方が言われるのは「マニュアルは運転していて楽しい」ということです。
自分でコントロールしている感覚があることが原因かと思います。
逆にデメリットとしては、日本の場合マニュアル用の免許が必要です。現在は殆どの方がオートマ限定の免許を取る時代ですから、
乗り慣れていないが故の難しさもあります。また、片手が埋まってしまうとか、エンジンが止まらないように、
半クラッチをうまくやらないと止まってしまうなどもあります。特に渋滞の中でのマニュアル車の運転は、オートマ車と比較してとても大変です。
対してオートマ車の構造自体は複雑ですが、自動でギアチェンジをしてくれるので、運転技術が必要なマニュアル車よりも運転しやすいです。
ギアチェンジをしない分、運転に集中できることは、オートマ車の大きなメリットです。また、マニュアル車のようにエンストすることがなく、 スタートが楽なことも特徴の一つです。車種によってはオートマしかない車種が殆どですので、選択肢の多さも、圧倒的にオートマ車のメリットです。
そういった意味では、運転に慣れていない女性ドライバーや高齢者にも楽に運転できる訳です。
一方デメリットとしては、踏み間違えによる誤作動があるということです。最近では誤発進抑制装置や自動アシストブレーキなどが
ついている車も増えていますが、操作が少ない分、ブレーキの代わりにアクセルを踏めば間違って走ってしまい、急発進する危険性があります。
また、マニュアルと違いエンジンブレーキが効きにくい為、ブレーキペダルを使い過ぎてしまい、「フェード現象」や「ペーパーロック現象」などが起こる可能性を秘めています。
新車で販売される車両の98%はオートマですが、マニュアル車の最大のメリットは燃費がいいということです。
こうしてみるとマニュアル車は運転技術が必要な分コストや燃費を抑えられ、中古車であってもメリットがあるという事ですね!