DXのボディサイズとエンジンスペック

ハイエースのDXは、荷物を運搬するという基本的な用途のために、最低限の機能を備えたタイプです。グレードの位置づけとしては最も手ごろで、不要な装備を取り払うことでコストも抑えられています。現行のDXタイプのボディサイズとエンジンスペックは以下の通りです。
◆バンのDX |
・ロングバン ・スーパーロングバン |
◆ワゴンのDX |
全長4,840mm |
投稿日:2022.03.01
商用車として長い歴史を持ち、今も日本国内外で人気の高いハイエースですが、モデルチェンジによりその進化も進んでいます。またモデルやグレードの選択肢も多く、多様なユーザーニーズに対応していることも特徴です。
この記事では、ハイエースのエンジンやスペック、燃費、安全装備についてグレードごとに紹介します。
ハイエースのDXは、荷物を運搬するという基本的な用途のために、最低限の機能を備えたタイプです。グレードの位置づけとしては最も手ごろで、不要な装備を取り払うことでコストも抑えられています。現行のDXタイプのボディサイズとエンジンスペックは以下の通りです。
◆バンのDX |
・ロングバン ・スーパーロングバン |
◆ワゴンのDX |
全長4,840mm |
「DX GLパッケージ」はDXをベースに開発されたグレードです。DXグレードとの大きな違いは、より豪華になったエクステリア(外装)とインテリア(内装)にあります。
具体的には、メッキパーツ(グリル・リアガーニッシュ)、カラードバンパー、ドアミラー、リアホイールハウスカバー、リアプライバシーガラスなどが追加されており、価格も約10万円ほどDXを上回ります。
なおボディサイズやエンジンスペックについてはDXグレードと大きく異なる点はありません。
◆バンのDX GLパッケージ |
・ロングバン ・スーパーロングバン |
「スーパーGL」は、通常のハイエース バンが備えている荷物運搬のための機能に加えて、乗用車としての機能も意識して開発された最上級グレードです。オートエアコンや、クッション性の高いシートが採用されるなど、乗り心地の良さについても高い評価を受けています。
価格はDXを約50万円ほど上回りますが、DXと比べて選択肢が少なく、標準ボディ(標準ルーフ)、ワイドボディ(ミドルルーフ)の2種類のみです。ボディサイズとエンジンスペックは以下の通りになりますが、標準ボディのものについてはDXと大きな違いはありません。
◆スーパーGL |
・標準ボディ ・ワイドボディ |
「スーパーGL DARK PRIME2」は標準のスーパーGLがさらにグレードアップしたモデルで、通常のハイエースの外装と内装の品質がさらに向上しています。
落ち着きと高級感のある色合い、スマートキー、LEDヘッドライトなどが標準装備されている点も特徴です。 インテリアは全体のトーンをブラック系で統一しつつ、シートサイドのステッチや黒木目マホガニー調和飾などでシックにまとめています。
また、メーカーオプションとしてデジタルインナーミラー、パノラミックビューモニター、リヤフォグランプなどを追加することができます。
◆スーパーGL |
・標準ボディ ・ワイドボディ |
ハイエースバンの燃費を、
エンジン、グレードごとに見ていきましょう。
※いずれもJC08モードをベースとした数値となります
◆ハイエース バン |
スーパーGL“DARK PRIME Ⅱ” スーパーGL“DARK PRIME Ⅱ” スーパーGL“DARK PRIME Ⅱ” スーパーGL“DARK PRIME Ⅱ” スーパーGL“DARK PRIME Ⅱ”
スーパーGL スーパーGL スーパーGL スーパーGL スーパーGL
DX DX DX DX DX
DX GLパッケージ DX GLパッケージ DX GLパッケージ DX GLパッケージ DX GLパッケージ |
ハイエースバンの中で最も燃費が良いのは、ディーゼルエンジンを使用した2WD仕様のタイプです。さらに燃料となる軽油はガソリンよりも価格が安いので、長期的に見てもランニングコストが抑えられます。
ただし、もともとハイエースは商業用の車両として多くの荷物の搭載や大人数を送迎することが多いため、燃費が良いと言っても、他の乗用車と比べて燃料を多く消費する傾向があります。
また使われる環境や運転する人によってもばらつきも考えられるため、常に期待通りの燃費で使い続けるのは難しいかもしれません。
商用車にはさまざまな種類がありますが、燃費にはどれくらいの違いがあるでしょうか。例えば、ハイエースバンの競合車種である日産キャラバンと比べてみると以下のようになります。
商用車として使われることが多いハイエースバンとキャラバンですが、スペック上の数値ではNV350キャラバンの方が若干高いものの、普段使用する分にはほとんど差が無いといっても良いでしょう。
ハイエースバン |
グレード:DX |
NV350キャラバン |
グレード:DX |
商用車として使われることが多いハイエースですが、最近は価格の安さや耐久性だけではなく、安全性能も重視されています。そのため、高機能の総合的な安全装備「Toyota Safety Sense」はグレードを問わず搭載されています。
例えば、レーダーとカメラで歩行者などを検知し、被害軽減をサポートする「プリクラッシュセーフティ機能」があります。また、車線を逸脱しそうなときに警報で知らせる「レーンディパーチャーアラート」も備わっています。
グレードを問わずハイエースに装備されている「Toyota Safety Sense」は、運転支援装備も充実しています。
例えば、自動でハイビームとロービームを切り替える「オートマチックハイビーム」やナビ画面に表示して運転者をサポートしてくれる「パノラミックビューモニター」が挙げられます。
また、後方の安全確認に使えるバックモニター内蔵の自動防眩インナーミラーは、全車にオプションとして装備でき、グレードを問わず高い運転支援装備が特徴です。
①ハイエースにはバン、ワゴン、コミューターの3種類がある
②それぞれにDX、DX GLパッケージ、スーパーGLのグレードがある
③グレードに応じてボディサイズとエンジンスペックが異なる
④特別仕様車として「スーパーGLダークプライム2」もある
⑤ハイエースバンで最も低燃費なのは、ディーゼルエンジンの2WD仕様のタイプ
⑥競合車のキャラバンと比べてもそこまで燃費に差はない
⑦グレードを問わず、「Toyota Safety Sense」が装備されている
⑧ハイエースの売却を考えているのなら装備やグレードに詳しい専門店がおすすめ
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